Periodisation for Baseball ピリオダイゼーションという考え方

『ピリオダイゼーション』という考え方をご存じでしょうか?日本語では『期分け』と言われます。

1年間の中で、大会に向けて試合の多い時期とそうでない時期があります。野球の場合は夏に大きな大会がある場合が多く、逆に冬は練習試合すらもなくなります。特に冬に雪の降る丹後地域はその傾向が強くでます。そうなると、求められるトレーニングや練習メニューも夏と冬では異なってきますよね。

ピリオダイゼーションは最も重要な大会や時期にパフォーマンスのピークを持ってくるため、一般的には1年をいくつかの時期に分けて、それぞれで適したプログラムを組むことです。

野球における1年単位の考え方

ピリオダイゼーションは数週間単位で考えるミクロサイクルから1年またはそれ以上の期間で考えるマクロサイクルがありますが、今回は1年単位での簡単な考え方について説明します。

野球では大きな大会(高校野球の場合は甲子園)が6~10月頃に集中していると思います。そのため、この期間が試合期となります。その一方で冬場の1~3月頃は大会がないため、この期間を準備期として身体づくりに励みます。そして、準備期と試合期の間が移行期、そして試合期が終わった後の1~2カ月が回復期といった考え方です。もちろん、退会の開催時期によってもこれは変わってくるため、あくまでも目安です。

メニューの種類や負荷は年齢やレベルによって変わりますが、このピリオダイゼーションの考え方は変わりません。

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準備期(1月~3月)

身体作りの期間です。筋力や持久力、バランス能力など、不足している身体の能力を強化していきます。

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移行期(4月~5月)

準備期と試合期の間です。試合期に向けて、スピードや瞬発系のトレーニングを少しずつ増やします。また、トレーニングの量は少しずつ減らし、実践練習を増やしていきます。

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試合期(6月~10月)

当然試合が優先となるため、準備期に身に付けた能力を落とさない程度のトレーニングをします。また、過度の疲労や筋肉痛にならないように気を付けましょう。

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回復期(11月~12月)

試合期で酷使した身体を休めましょう。特に投手は肩や肘のケアが重要です。心身をリフレッシュするために、他のスポーツを楽しむことも大切です。

オフシーズンのトレーニング

上記のとおり、オフシーズン(準備期)は基礎体力や筋力を鍛えることが重要です。お薦めのトレーニングを3つ紹介します。

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    腕立て伏せ

    上半身の筋力強化にはやはり腕立て伏せがお薦めです。高校生以上だとベンチプレスも取り入れましょう。

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    スクワット

    トレーニングの王道ですね。小・中学生であれば重りは持たずに自分の体重のみでもOKです。

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    ランジ

    足を前後に開いた状態でするスクワットのような種目です。実際の競技の動きに近く、移行期のトレーニングとしてもお薦めです。


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厳しい冬こそチャンスだ!


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TangoTrainingAcademyでは、多くのアスリートのサポートをしてきた経験豊富なスポーツトレーナーが丁寧に指導します。ピリオダイゼーションを考慮したトレーニングも可能です。丹後の冬は厳しいですが、だからこそ自分の身体と向き合うチャンスでもあります。トレーニングで心と身体をアップグレードして、次のシーズンで大活躍しましょう!

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トレーナー紹介

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柴田 和紀

(S&Cコーチ)

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・京丹後市久美浜町出身
・網野高校(現丹後緑風高校)を卒業後、石川県立大学に進学
・大学を卒業後は京都府庁に入庁し、主に災害対応業務などを行う
・公務員を辞め、神戸市や西宮市、大阪市を中心にスポーツトレーナーとして活動
・これまでの指導対象は小学生から実業団選手、競技は野球や陸上、ラグビー、アメフト、テニス選手など
・趣味はネコと遊ぶこと、ダム巡り